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Blog of the T-shirt exhibition which a creator makes. Team『POW-WOW』project.
  クリエーターの手によるTシャツ展『POW-WOW』のブログ / 2008.7.10〜16 吉祥寺リベストギャラリー創        
   
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旅を愛する森優子の「GOGO!セルビアだより」の時間です。

二通ほどの熱いリクエストにお応えして、
セルビアの国民的歌手マリヤ・シェリフォヴィッチと、
日本からCDを買いに来たファン(あたくし)が会った経緯と会話について
お話ししましょう
(ここに至る詳細はブログをちょっくらさかのぼってみてやってください)

①せっかくだからファンレターを書いて、マリヤの芸能プロダクションの郵便受けに投函しに行こうと思いたち

②宿の主人・ボイカン(さかなクン似)に「何番バスに乗ればええの?」と聞いたら

③ボイカンったらプロダクションに電話しちゃって

④プロダクションから「マリヤのグッズあげるからおいで」と招かれて

⑤ポスターとかDVDとかTシャツとかいっぱいもらって泣いて喜んでたら、背後から「なにごと?」という声がして

⑥ふりかえったらそこに、つまようじをくわえたオトコマエの女子が立っていた

・・・・・・・・・・・・・・・

赤いセーターが似合いすぎて、だるまのよう。

首のあたりからビンビン発する、カリスマ・ビーム。

ほかの誰でもない。

そう、地球上にこんな容姿の人間はあんただけや~~のマリヤ・シェリフォヴィッチ本人であった。




「今あなたがしなければならないことが、二つある。
 ひとつ、泣きやむこと。
 ふたつ、そのイスに座ること」

そう言って、向かいのイスにどっかり腰かけたマリヤちゃん若干23歳。
どんだけかっこええねん・・・・。

世界一つまようじが似合う


以下が、その後の会話だす。

マリヤ「なんでセルビアに来たの?」

森「(知ってるくせに~~~)あ、あ、あなたのCDを買うためです」

マリヤ「そんだけ?」

森「そんだけです」

すると彼女はこう言った。

「ユー・アー・クレイジー」

・・・・・・・・・誰のせいやっちゅーねん・・・・。

そこでわたしは、息も絶え絶えに言ったのです。

「おおお。お願いです。もういちど言ってください。あんたはクレイジーだと、もういちどだけ言ってください」


翌日。
マリヤちゃんとわたしが掲載された
新聞記事を訳してくれてる、
宿の主人・ボイカンさん(左・さかなクン似)
わたしがマリヤに会うきっかけを作ってくれた
キーパーソン


記事の見出しは「日いずる国・日本の東京からファンが来た!」

日いずる国、ですってよ。

ふーむ。

日本からだと、中欧のセルビアよりも、西欧のイギリスやイタリアのほうが地理的にはよっぽど遠い。
けどおそらく、精神的にすごーく遠い国なんでしょうね、彼らにとって日本って。わたしたちにとってのセルビアも。

なお、記事の内容のほとんどはわたしがくどくど語ったマリヤへの熱い思いなんですが、

「最後にマリヤ本人のコメントがのってるよ。[生まれてからこんなに驚いたことはない。嬉しい]だって」

へええ。

マリヤちゃんったら、あたいのことクレイジーとか言っときながら、やっぱりしっかりびっくりしてたんじゃーん。

むふふ。むふふふん。

が~~~~~~~~~~~~~~っつ!!!


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POW-WOWブログを占拠してるような気がするけど、ちっとも遠慮なんかしてない、旅を愛するイラストレーター森優子です。

先日の顔合わせ会で、「なんでわざわざセルビア(旧ユーゴスラビア)なんかに行ったの?」という質問がみなさまから嵐のように寄せられたので、この場をかりて解説いたすのです。

はい、ずばり。
マリヤ・シェリフォヴィッチちゃんという
かわゆ~い女性歌手(23歳)に、家族ぐるみで
ぞっこんラブになったためであります。

これが愛しのマリヤちゃん

きゃ~~~かっこええ~~~
かわゆいでっしょ~~~~ん女の子よこれでも。おっさんくさいけど。

んで、今年の1月に、マリヤちゃんのCDを買いに行ったわけです。
現地セルビアへ。
12歳の娘も「おかあちゃん、マリヤちゃんのCDがないとお勉強がはかどらないよ~」と申すものですから、ええ、仕方なく。
(過保護)

おかーちゃんは冬のセルビアにたどりつきました。

念願のCD、ゲット。ぱちぱち。

するとなぜか

マリヤちゃん本人に会えちゃったりして

さらにいつのまにか

いっしょに仲よく新聞の記事(全面記事)にのっちゃったりして

一夜にして、まともにベオグラードの町を歩けないほどの超有名人になってしまって

で、逃げるようにマリヤちゃんの故郷(ど田舎)に行ったら、たまたま道で目が合ったおっちゃんが
偶然マリヤちゃんのお父ちゃんだったりして
(以上すべてアポなし)

まあそんなわけで、マリヤちゃんの晴れ舞台(ヨーロッパの大歌合戦)が今年5月にセルビアで開催されるものですから、ふたたびセルビアくんだりまで足を運ぶことになったとゆーわけであります。

(おわかりいただけたかの??)
POW-WOW project
能書き:
【POW-WOW】は2008年7月10から16日まで吉祥寺のリベストギャラリー創で開催する『クリエーターの手によるTシャツ展』のユニットです。
POW-WOWとは異なる種族間の会合を意味します。
これよりイベントまでの間、参加者がそれぞれの日常、あるいは作品の制作過程などをこのブログで発表していけるものとします。
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